私たちが普段何気なく食べてるバナナ。🍌
実はフィリピン人が食べているバナナとは
別物なのです。
はい!そこで今回は、
- フィリピンで一般的に食べられているバナナの種類
- バナナが日本にやってくるまでの過程
を紹介していきます。
バナナの秘密
フィリピン人は美味しいバナナを知っている
バナナといえばフィリピン!
そう思う方も多いのではないでしょうか。
実際にスーパーに売っているバナナの8割はフィリピンから来ています。(農林水産省より引用)
令和元(2019)年の財務省貿易統計によると、バナナの総輸入量は約104万5千トンです。
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1201/a01.html
1位がフィリピン(約83万7千トン、約80%)、2位エクアドル(約11万9千トン、約11%)、3位メキシコ(約5万4千トン、約5%)です。
また、インドはバナナの生産量が世界で1位(約3,080万8千トン:2018)ですが、日本へは輸入されていません。
☆70%正解で30%は間違いです。
なぜかと言うと、
フィリピンには沢山のバナナがあります。
これは正解です。
一方でフィリピンでよく食べられているのは、
私たちが普段食べている「ジャイアント・キャベンディッシュ」
(日本でよく見るフィリピン産バナナ)では無く
もっと甘くて美味しい「ラトゥンダン」や「ラカタン」と言う種類だからです。
そんなカタカナだらけのバナナの種類なんか知らんわ!
って感じなんですけど笑
私もフィリピンで何種類かのバナナを食べました。

↑左下からLatundan(ラトゥンダン)、右下にcardava(カルタバ)、上はLakatan(ラカタン)です。
そうなんです!
フィリピンには本当に沢山の種類のバナナがあります。
主な種類を見てみると…
- Latundan(ラトゥンダン)
- Lakatan(ラカタン)
- Senotira(セニョリータ)
- Bungulan(ブングラン)
- Saba(サバ)
など。これらが一般的にフィリピンでよく食べられているようです。
種類によって違うバナナの調理方法
様々なバナナの種類がある分、バナナの食べ方もそれぞれ異なります。
例えば、
蒸したり、揚げたり、焼いたり、もちろんそのまま食べることもあります。
私が試したバナナ料理を3つくらい紹介します。
バナナを使ったオススメデザート
バナナの揚げ春巻き(トゥロン)
バナナを春巻きの皮で巻いて揚げたデザートです。
(写真がこれしか無かった…真ん中の段の春巻きみたいなやつ!)⬇︎

熱を通した分、バナナの甘さが増してとにかく美味しいです。
ぜひ作って欲しいからレシピも載せちゃう!!!笑
レシピ
- バナナ1本、黒糖小さじ1、春巻きの皮1枚、水、油を事前に準備
- 春巻きの皮を広げて
- ②にバナナを乗せて(バナナ切り込みを入れておくと食べやすい👍)
- バナナに黒糖をまぶす
- 春巻きの皮で巻いて(巻き方は春巻きと同じでOK)
- 中身が飛び出してこないように皮を水で止める
- まるまる油であげて
- 完成!!(3等分とかに切って食べると◎)
素バナナ焼き(バナナキュー)
バナナを素揚げにしたデザート。
トゥロンには勝てないけど、これもなかなか美味しい!
甘党な人にオススメです!
(写真がこれしか無かった…🥲)

蒸しバナナ
蒸しバナナに使われる主なバナナの種類はsaba(サバ)です。
これは、何というか「蒸した芋」みたいな感じで甘く無かったです。
私はあんまり好きじゃ無かった…。
写真撮りそびれたけど、
ただ蒸しただけなので見た目は、バナナそのまんまでした。
砂糖つけて食べたり食べなかったり…
バナナの収穫から出荷まで
工程①
まだバナナが緑の頃。
収穫されたバナナが大きな房のまま、工場に入ってきます。

工程②
バナナをさらに小さく1房ずつカット。

工程③
消毒のプールへダイビング!
ここで消毒液にぷかぷか浮きながら向こう岸へ辿り着くと…

工程④
向こうで待っていた作業員がキャッチ!
出荷用に箱に詰めていきます。

工程⑤
出来上がった箱を閉じて積み上げて、
集荷されるまでは保管。

ラストスパート
この後各国へ送り出され、
1ヶ月後のバナナが黄色く熟してきた頃には
到着して各国で販売されます。
(私たちが買って食べる。)
最後に
他のフルーツに比べて手頃で食べやすいバナナ。
実はこんなに沢山の秘密が隠れていたのです!
フィリピンに行く機会があれば、ぜひ食べ比べしてみてくださいね<3🇵🇭
オススメは、『トゥロン』と『バナナキュー』!!!