私も初めは、そう思っていました。
しかし2年弱を通して考えると「大変だけど、順調に単位は取れてる。」って言う感じです。
卒業が近づくともっとヤバくなる可能性もありますが…
今回は現時点での私の感想書いていこうと思います。
他の国の大学の事は分かりませんが、
少なくともフィリピンの大学はそんなに難しくはないです。
ただ、ストレスはめっちゃ溜まるし時間もかかります。くらいかな?
目の前の事を取り敢えずやっていけば大学に入れて単位も取れるし、
諦めなければ海外の大学でも学ぶ事は出来ています。
今回は海外の大学を目指している人のために、本当に大変だった事を紹介します。
逆にこれさえ乗り越えれば、なんとかなります!
大学に入る為に大変だった事
大学の情報を集める事
まずは入る大学を絞る必要があります。
海外の情報なので日本の大学よりも情報を集めるのは大変でした。
行きたい国や学びたい分野、自分の条件などを合わせて絞っていくのですが、
ネットで調べたり、Twitter、Facebookなど大学のアカウントを徹底的に調べて
分からないことが有れば、大学に直接メールを送るのも良いと思います。(翻訳を使ってでもなんでも)
取り敢えず情報を集める事が大変でした。
私の場合はInstagramやTwitterで自分が行きたい国や大学名を検索して、
そこの国や大学に通っている方が居れば自分から直接メッセージを送って質問したりしました。
必要な資料を集める事
次に大変だったのは、資料を集めてアポスティーユを貰ったりするのに時間がかかりました。
私が集めた資料に関してはこの記事にあります。⬇︎

入試後の大量の資料
大学の入試よりもその後に提出する、入学手続きの為の大量の資料への記入が大変でした。
私は入学が決まってから授業が始まるまでの期間が3日程しかなかったので
(金曜日に合格発表され、次の月曜日から授業でした。)
…めちゃめちゃ忙しかったです。
資料といっても自分の名前や国籍、現地の住所や保護者のサインなど
書く内容としては難しく無いのですが
不備が有れば描き直しだったので、ものすごく時間がかかりました。
Visa取得
これが一番時間がかかって面倒くさくて、大変どころでは無かったです。
一応、大学内に留学生をサポートしてくれるオフィスがあるので、一緒にVISAの申請をしました。
- 大量の資料の記入
- 健康診断
- VISA用の写真
- 指紋取る
- I-card申請
こんな手順でVISAの申請をするのですが、
領事館に行ったり移民局に行ったり指定されたところで手続きをします。
健康診断では海外で採血するのが初めてだったので、
凄くビビっていたのですが全然痛く無かったです。(看護師さん上手だった!)
ある程度の資料の提出が終わると、
VISAとI-cardを作るための写真を撮ったり指紋を取ったりしたのですが、何よりも待ち時間が長すぎる。。。
結局VISAは手続きを含めて3ヶ月くらいで出来ましたが、I-cardは私の帰国に間に合いませんでした。

こんなに大変な思いをして取ったりVISAでしたが、
日本に帰国して既に機嫌が切れてしまったのでフィリピン戻ったら一からやり直しです…
授業で大変な事
英語だけじゃ無い
フィリピンの公用語は「タガログ語」です。
そして私の住んでいる地域の人たちは、「ビサヤ語」を話します。
「タガログ語」と「ビサヤ語」は全く違う言語なので、
言うなれば「日本語」と「韓国語」のような関係性になります。
現地の人たちは普段、「タガログ語」、「ビサヤ語」、「英語」の3カ国語をミックスしてコミュニケーションを取っているようです。これを、「コンニョ」と言います。
現地の人たちは、タガログ語とビサヤ語のネイティブなので、いくら英語で授業を行うことが義務付けられていても現地の言葉を使う時は使います。。
ポジティブに考えれば第3言語として学ぶことが出来るのですが、初めのうちは何を言っているのかさっぱり分からず…
英語に訳してもらったり、そのまま放置したり、、
授業でも、「質問はありますか?」や、プレゼン中にぽろっと。タガログ語、ビサヤ語がでます。
やっとの思いで、なんとなく覚えて来たので
グループチャットや授業で、現地の言葉が出てきても分かるようにはなって来ました。
プレゼンテーションが多い
どのクラスでもプレゼンテーションがあります。これは個人だったりグループだったり。
そしてフィリピンでは(海外では?)、
小学校や中学校から授業でプレゼンテーションをする事が一般的なので、
皆PPTを作るのが上手い!
私は高校の情報の授業でPPTの作り方を触れただけだったので、
初歩的な操作方法しか知りませんでした。
だからこそ、質の良いPPTをどうやって作るのか調べたり友達に見てもらったりするのに時間がかかりました。
また前で発表する事にも慣れていなかった上に、
教授によってはスクリプトを読んではいけないと指示されることもあったので
プレゼンテーションの前日は緊張とストレスでいっぱいです(現在も)。
読む資料の数が半端ない
一つのトピックに対して参考の資料が配られるのですが、それの量がまた多い…
20数ページとか普通に「明日までに読んできてね。」みたいな、、
授業の中で一番これがきついです。
読んでいかないと内容が分からないし、量が多すぎて時間はかかるし…
慣れるまではめちゃめちゃ大変です。(今も大変)。
口頭試験がある
一学期間に3回の試験があるのですが、
中には口頭で試験をする教授もいたのでかなり大変でした。
Web上だったり筆記だったりの試験だと、
すぐに答えが思いつかなくても時間内に答えを見つければ良いのですが、
口頭だとそうは行きません。
聞かれる質問数は大体1〜2問でしたが、
答え+理由を聞かれるのでしっかりと理解していないと答えることが出来ないので、
これもストレスでした。
一限が異常に早すぎる
多分これはフィリピン特有の時間割だと思いますが、
一限目が7:40から始まります。
何よりも早すぎて朝が大変でした。
私は大学のすぐ近くに住んでいたので時間はあった方だと思いますが、遠くに住んでいるクラスメイトは朝4:30とか5:00に起きていたそうです。。
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70%以上の成績が無いと単位を落とす
一番初めのオリエンテーションの時に、OIDPを配られます。
これは、授業の方針や成績のつけ方を示したもので、
教科によってはテスト重視だったり出席率も重視されたり様々です。
最終的に70%以上を取らないとFがついてその単位は再度取り直しです。
(何も知らなかった一学期目は、落とした科目もありました汗。)

終わりに
プレゼンテーションやテスト前になると、
緊張したりメンタルがやられたり…気分が沈む時もありますが、
時間が解決してくれるので、案外大丈夫です。
かなりメンタルが鍛えられている気がします。笑
それなりの覚悟と精神力があれば単位も取れるし学年も上がって行きます。
海外の大学は難しそう…
と言う思いこみだけではなく、無理だったら帰れば良いくらいの気持ちで飛び込んでみてください!!!
それでは、今回も読んでいただきありがとうございました。
