コロナウイルスの影響で一時帰国してからは、
アルバイト先や出会った人に「今は学生なの?」と聞かれる機会が増えました。
「はいそうです。」と答えると、
次は「どこの大学行ってるの?」とか、
愛媛出身であることを話すと「大学のために関東に出てきたの?」とか、
色々聞かれるわけですが、
私が「フィリピンの大学に在学しています。」と答えると決まって聞かれるのが、
「なんでフィリピンの大学にしたの?」です。
ほぼ100パーセント。
だから私はフィリピンの大学に在学している事をあまり言いたくないのですが・・・
あまり嘘が上手ではないので正直に答えるようにしています。
そこで今回は私が海外で大学生になるにしてもなぜフィリピンを選んだのか書いていこうと思います。
なぜ私がフィリピンの大学を選んだのか
理由は大きく3つです
日本の大学でやりたいことが無かった
もともと私は日本の大学に進学するつもりでしたが、
日本の大学の学費を見て驚きました。
こんなにお金を払ってまで大学で何がやりたいか考えたときに、
私は交換留学しかやりたいことが無かったのです。
それでも数ヶ月間アルバイトをしてみて、お金を稼ぐことの大変さを身に染みて感じたので
大学は出たいという思いがありました。
もともと海外で暮らすことが夢だった私は、色々と調べていくうちにいい案を思いつきました。
その時点では私の中で特に留学先の指定は無く、
まずは色々な国の大学情報を集め始めました。
学ぶことにお金をかけたく無かった
色々な国の大学情報を集めているうちに、
海外の大学は学費が物凄く高くその上で生活費も掛かってしまえば
現地で節約節約の生活を送らないと行けない自分の想像がつきました。
また私は四人兄弟の長女なので両親がいくら金銭面は心配しなくても良いよと言ってくれても、
私は心配でした。
…
海外で働くと考えたときにはやっぱりイギリスやシンガポールなど
先進国が良いなと思いましたが、
勉強するために大学に行くので有ればアルバイトができても制限はあると思いました。
何よりもお金の心配はしたくなかったので海外大学の進学はまだ躊躇していました。
フィリピン人との出会い
ここで私にフィリピン留学という新しい選択肢を与えてくれたのは、
フィリピン人の友だちとの出会いです。
たまたま出来たフィリピン人の友達とよく遊んでいました。
その頃すでに英語が好きで海外で暮らす事に興味がある事を彼らに話していたのですが、
そこである事を聞きました。フィリピン人はみんな英語ができる。
私の中ではフィリピン=タガログ語だったので驚きました。
」
確かにちょうどフィリピン留学が流行ってきた頃でフィリピンのことは聞いたことがあったけど、
私が考えていた留学先の選択肢にフィリピンは無かったです。
その日家に帰って思い出したのでフィリピンについて調べてみると、
フィリピン人の英語力は英語を母国語としない国の中で上位を誇る
といったような記事を見つけました。
それからは私もフィリピンについて積極的に調べるようになり、
フィリピン人が英語ができるのは小学校の頃から英語で授業をしているからである事や、
どんな大学があるのか大学入試はどんな感じなのか、
治安は大丈夫なのかなど情報を集めました。
終わりに
大学の学費が異常に安かったことも私の条件と一致しました。
治安が気になる。よりも、
綺麗な海やフルーツが美味しいこと、それからフィリピン特有の文化など、
フィリピン人の友達に現地での生活の様子を聞いていただけでもワクワクしていた自分がいました。
そんなこんなで色々な観点から自分の条件に合わせて選択肢を削ったり増やしたりしていくうちに、
まずはフィリピンで大学生になることに決めました。
